早朝のスプレッドが開きやすい時間帯で各FX業者を比較してみたよ~

デイトレードスキャルピングなどFXは株の取引などと比較すると短期的なトレードも多いです。

長期投資で1年に数回しか取引しないといった人の割合は、恐らくFXの場合は株をメインにした投資家の何分の1といった水準でしょう。

トレード回数が多くなると嫌でも気になるのがスプレッドと約定力です。
スプレッドは出来るだけ狭い業者が良いですし、約定力&約定スピードは速いに越したことはありません。

そこで、今回はそのスプレッドに注目して、更に「早朝のスプレッドが開きやすい時間帯」をクローズアップして見て行きたいと思います。
通常時のFX各社のスプレッドの比較はこちらの記事をご覧下さい。

目次

今回比較するにあたっての前提条件

今回早朝のスプレッドの拡大を比較した日時は、2月17日の7時~8時です。
順番にキャプチャしていった為、全くの同時刻ではなく、1分程度計測時刻にズレがありますが、その影響はほとんど感じられませんでした。

全部で12業者のスプレッドを、スマホアプリから見てキャプチャしました。
通貨ペアは米ドル円、ポンド円、ユーロ円、豪ドル円、ポンドドル、ユーロドル、豪ドル米ドル、ランド円、メキシコペソ円等です。

【特に要注意】AM7時〜7時半はスプレッドが超広い

FX取引を長年やっていると、思いもよらぬロスカット通知を食らった事がある人もいるはずです。
僕は経験済みです。笑

「え、なんで約定メール、ロスカットメール届いているの?」みたいな・・・・。

そして、危険な時間帯ナンバー1とも言いたいのが1日が始まる早朝の時間帯
日を跨いだ後です。

「流動性が少ない時間帯はスプレッドが広がりやすくなる」のですが、1日が終わるAM6時台は狭いスプレッドのままなのに、7時になった瞬間にスプレッドがガッと広がるFX会社も多いので、流動性が少ないってすごい曖昧な部分もあるなーとは思います。

とにかく、この早朝の約1時間はスプレッドが相当広がります。
そして、特に最初の30分間がストップ狩りの恐怖もチラつく魔の時間でもあります。
(広いスプレッド状態の時にヘッジファンドが狙ってくるのはマジでやめて欲しい・・・)

夏時間の場合は、AM6時〜6時半が大きくスプレッドが開く時間帯

ちなみに、調査した時期は冬時間(11月第1日曜日~3月第2日曜日に該当)なので、読んで頂いている時期が「3月第2日曜日~11月第1日曜日」に該当する場合は夏時間になります。
夏時間は、1時間前倒しで、AM6時〜6時半が特にスプレッドが開く時間帯です。
※月曜日は7時〜

FX会社によって、30分間なのか?1時間なのか?差がある

スプレッドが広がる時間帯としては1時間見ていた方が良いです。
ただ、一部の業者は30分間でほぼほぼ平常時のスプレッドに戻ります。

「原則固定、例外あり」のFX業者と「時間帯を限定しての原則固定、例外あり」のFX業者の違いかな?とも思いましたが、結果的には特に関係はなさそうでした。

通貨ペアでは米ドル円以外は危険度「大」【ストップ狩りに注意】

最近はどのFX会社もスプレッド縮小の流れが強く、ほとんどの通貨ペアで今まで以上に狭くなりました。

米ドル円やユーロドルと比較すると、通常時のスプレッドが広めなポンド円でさえも、0.9銭が業界トップクラスの水準で、昔と比べるとかなり狭いなと感じます。
(米ドル円は0.2銭、ユーロドルは0.3pipsが相場)

ただし、「早朝のスプレッドの開き」に限定すると、今まで通りかなりスプレッドが広がる状態は続いています。

米ドル円こそ「広がっても5.0銭程度」なので、損切りラインに引っかかってしまう事は少ないと思いますが、例えば、ポンド円であれば、10.0銭〜25.0銭くらいに開く事はザラにあります。

NY時間からの、深夜の急落or急騰の流れにプラスして、早朝のスプレッドが大きく開く事でストップが狩られてしまう可能性があります。
後からチャートを振り返って、ヒゲで損切りの逆指値注文が発動していると悲しいので、「知らなかった」とならないように自分が使っているFX会社がどの程度スプレッドが広がるのか?は認識しておいた方が良いと思います。

スプレッドの原則固定、例外ありのFX業者で比較【調査結果】

7時〜7時半と7時半〜8時の2回に渡って、スプレッドの開き具合をチェックしました。

まずは、「原則固定、例外あり」のスプレッドでサービスを提供しているFX会社をピックアップしました。
※大まかにスプレッドが広がっている順番にFX会社を並べています

自分が普段取引する通貨ペア・気になる通貨ペアを意識しながら確認してみて下さい!

FXプライムbyGMO【ポンド円が弱点・ランド円は強い】

FXプライムbyGMOの朝のスプレッド FXプライムbyGMOの朝のスプレッド2

外為オンライン【全体的に広い】

外為オンラインの朝のスプレッド 外為オンラインの朝のスプレッド2

外為ジャパン【30分間待てば大きく改善】

外為ジャパンの朝のスプレッド 外為ジャパンの朝のスプレッド2

DMMFX【30分間待てば大きく改善】

DMMFXの朝のスプレッド DMMFXの朝のスプレッド2

GMOクリック証券【ユーロ円に不安も、安定感抜群】

GMOクリック証券の朝のスプレッド GMOクリック証券の朝のスプレッド2

こうやって比較して行くと、GMOクリック証券が良い感じですね。
通常時のスプレッドでは、以前までと違い、通貨ペアによっては首位の座を明け渡す事も出てきましたが、こういった安定感を考えると、やはり良い業者なんだと思います。
※最近はLIGHTFX、みんなのFXあたりに通常時のスプレッドの狭さで負けている事があります

時間帯を限定した原則固定、例外ありのFX業者で比較【固定時間帯】

次に、基本的には原則固定(例外あり)のスプレッドでサービスを提供しているが、固定の時間帯が限られているFX業者達を集めました。
(先ほどのGMOクリック証券、DMMFXあたりの数値はなんとなく覚えておきながら下に読み進めて下さい!)

トライオートFX【午前9時~翌午前5時】

トライオートFXの朝のスプレッド トライオートFXの朝のスプレッド2

セントラル短資FX【午前8時~翌午前3時】

セントラル短資FXの朝のスプレッド セントラル短資FXの朝のスプレッド2

ヒロセ通商【午前9時~翌午前2時】

ヒロセ通商の朝のスプレッド ヒロセ通商の朝のスプレッド2

LIGHTFX【午前8時~翌午前5時】

LIGHTFXの朝のスプレッド LIGHTFXの朝のスプレッド2

みんなのFX【午前8時~翌午前5時】

みんなのFXの朝のスプレッド みんなのFXの朝のスプレッド2

外為どっとコム【午前9時~翌午前3時】

外為どっとコムの朝のスプレッド 外為どっとコムの朝のスプレッド2

YJFX!【午前9時~翌午前3時】

YJFX!の朝のスプレッド YJFX!の朝のスプレッド2

YJFX!は、前半こそスプレッドが広めですが、30分間耐えればかなり安心して見ていられるスプレッド水準まで落ち着いて来ます。
ヤフーグループのFX会社でもあり、取引量に応じたPayPay関連のキャンペーンも開催中なので、まだ口座を持っていないPayPayユーザーは良かったら試して見て下さい。

早朝のスプレッドの広がりが最もマシだと感じたのはGMOクリック証券

AM7時30分以降も結構開いたスプレッド状態が続くFX会社が多い中、GMOクリック証券は、きっちりスプレッドが締まりました。
ホームページにも載っている原則固定(例外あり)のスプレッド、米ドル円0.2銭、ポンド円1.0銭など信頼して使えると思います。
※1枚目のキャプチャでポンド円1.0銭になっていますが、その時は10銭くらいに広がるタイミングもありました。ただ、高評価出来ると思います。

超有名会社なので、既に口座を持っている方も多いと思いますが、もしまだの方は是非この機会に持ってみては?

高金利通貨ペアに限ればFXプライムbyGMOのスプレッド開き具合は優秀

FXプライムbyGMOは、早朝のスプレッドが広い方のFX会社になります。
そして、通常時のスプレッドも広めです。

これだけ見るとまぁ選択肢としてないんですよね。

ただし、高金利通貨(特に南アフリカランド円、メキシコペソ円)に限れば、スプレッドは早朝でもあまり広がっていませんでした。
※今回の2回のスクショでも、米ドル円が2.4銭、ポンド円が10銭に開いている中で、南アフリカランド円は0.9銭でした。
参考:南アフリカランド円(ZAR/JPY)のスワップポイント比較【高い業者は?】
参考:メキシコペソ円のスワップポイントを比較!【おすすめのFX会社選び】

スワップ運用するならFXプライムbyGMOはかなり信頼が置ける業者だと思います。

早朝、約30分過ぎれば一気にスプレッドが縮まるFX会社

GMOクリック証券DMMFX外為ジャパンYJFX!外為どっとコムになります。
これ以外のFX会社は手数料負けしちゃうくらいにまだトレード出来ないくらいの広さがあります。
※各社2枚目のキャプチャ画像が参考になります

AM8時過ぎにはしっかり狭いスプレッドだったFX会社

DMMFXと外為ジャパン、LIGHTFXとみんなのFXは狭かったです。
※2社ずつそれぞれDMMFXが運営母体、トレイダーズ証券が運営母体なのでレートは一緒

また、GMOクリック証券は当然のように安定していて、意外性があったのはセントラル短資FXでした。
でも、よく考えたら「※AM8時~AM3時まで原則固定例外あり」のFX業者なので、8時過ぎたわけですし、普通なのかもしれませんね。
きっちりしていて良いと思いました。

DMMFXスプレッド8時 LIGHTFXのスプレッド8時 GMOクリック証券スプレッド8時 セントラル短資FXスプレッド8時

上記画像は、DMMFX→LIGHTFX→GMOクリック証券、セントラル短資FXの順番です。
※よく見て頂くと分かりますが、セントラル短資FXは通常時のスプレッドがとても狭くなりました。
※トルコリラ円などの高金利通貨ペアも取引出来ます

8時以降もスプレッドが広かったFX会社

省きますが、それ以外の業者は、8時以降も下記のような感じで広いスプレッドが続きます。
(7時台と比較すれば全然マシですけどね!)
※トライオートFXとヒロセ通商は、9時〜原則固定(例外あり)となります

トライオートFXスプレッド8時 ヒロセ通商スプレッド8時

早朝のロスカット刈りが心配な方はGMO系列がおすすめ

調査結果から分かるようにGMOクリック証券が一押しとなりました。
ただし、GMOクリック証券は高金利通貨ペアのスワップポイントが低いので、スワップ運用で投資をしたい方で早朝の開きが心配な方は、FXプライムbyGMOがおすすめです!

【参考】FX各社の平常時のスプレッド比較表

FX業者名米ドル円ユーロ円ユーロドルポンド円豪ドル円NZドル円
DMMFX
※原則固定例外あり
0.2銭0.5銭0.4pips1.0銭0.7銭1.2銭
外為ジャパン
※原則固定例外あり
0.2銭0.5銭0.4pips1.0銭0.7銭1.2銭
GMOクリック証券
※原則固定例外あり
0.2銭0.5銭0.4pips1.0銭0.7銭1.2銭
YJFX!
※AM9時~AM3時まで原則固定例外あり
0.2銭0.5銭0.4pips1.0銭0.7銭1.2銭
外為どっとコム
※AM9時~AM3時まで原則固定例外あり
0.2銭0.5銭→
0.3銭※9/1まで
0.4pips→
0.3pips※9/1まで
1.0銭→
0.8銭※9/1まで
0.7銭→
0.6銭※9/1まで
1.2銭
LIGHTFX
※AM8時~AM5時まで原則固定例外あり
0.2銭0.4銭0.3pips0.9銭0.6銭1.0銭
みんなのFX
※AM8時~AM5時まで原則固定例外あり
0.2銭0.4銭0.3pips0.9銭→
0.8銭※8/31まで
0.6銭1.0銭
セントラル短資FX
※AM8時~AM3時まで原則固定例外あり
0.2銭0.4銭0.3pips0.9銭0.5銭0.9銭
LINE FX
※AM9時~AM3時まで原則固定例外あり
0.2銭0.5銭0.4pips1.0銭0.7銭1.2銭
トライオートFX
※AM9時~AM5時まで原則固定例外あり
0.3銭0.5銭0.3pips1.0銭→
0.7銭※7/31まで
0.6銭1.7銭
ヒロセ通商
※AM9時~AM2時まで原則固定例外あり
0.2銭0.5銭0.4pips1.0銭0.7銭1.0銭
FXプライムbyGMO
※原則固定例外あり
0.3銭※10.6銭0.6~最大12pips1.1銭0.9銭1.6銭
外為オンライン
※原則固定例外あり
1.0銭2.0銭1.0pips4.0銭3.0銭6.0銭
※2020年6月19日現在
※1 FXプライムbyGMOの米ドル円0.3銭は、50万通貨以下/回
※外為どっとコムはスプレッド縮小キャンペーン中!2020年6月1日(月)午前9時~2020年9月1日(火)午前3時