SBIFXトレードは1単位からの取引が可能な最も少額からFX取引が出来る業者です。
SBIグループという強みもあり、スプレッドも1万通貨までなら最安値の水準なので、SBIFXトレードの評判は可もなく不可もなくという感じです。
ただし、iPadアプリとなると途端に雲行きが怪しくなり、そもそもiPad専用アプリは用意されていません。
iPhoneアプリを利用する事で、iPadでの取引は出来るはずでは?とも思ったのですが・・・・
公式ホームページを見ると、下記のような記載がありました。
質問「iPad、Androidのタブレット端末で取引は出来ますか。」
回答「iPad、Androidのタブレット端末は推奨環境外です。」
マジか!!
でもアップルのitunesストアでiPhoneアプリ「SBI FXTRADE」を探してみると、
互換性の項目で、「iOS 6.1 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。」と書いてありました。
結局どっちなの?
という訳で、検証すべく、SBIFXトレードのiPhoneアプリをiPadで試してみました!
SBIFXトレードのiPhoneアプリはiPadで使えるのか?
まずそもそもアプリが起動するのかどうかの心配があったのですが、何事も問題なく立ち上がりました。
そして、想像どおり、SBIFXトレードのiPhoneアプリそのままです。
まぁ当然と言えば、当然の結果?ですね。
まずはレート一覧表示から確認していきましょう!
レート表示画面は、iPhone/Androidアプリをそのまま大きくした感じです。
右下の倍率ボタンを押せば、もっと小さくスマホサイズになったりもしますが、大きいままで取引した方が見やすいと感じました。
レート表示の大きさは3段階なのもスマホでの取引と同様で、タブを切り替えれば、本日のスワップポイントをチェックする事が出来ます。
また、右上の「通貨設定」を操作すれば、通貨ペアの表示順序の変更、ON/OFFが各通貨選べます。
続いてiPhone/Androidアプリでもお馴染みのスピード注文
チャートを見ながらのスピード発注も変わらず、出来ました。
横画面の方が見やすいと思います。
チャートも横長になるので、角度が急すぎず良いです。
iPadでも4つの画面で見れます!
チャートは1つの大きな表示、2つ表示、4つ表示の3パターンがあります。
4つ並べると、あくまでもiPhoneアプリなので、ちょっと粗く安っぽく感じますが、取引する上で困るほどではありません。
ただ、状態は良くはないです。
続いてテクニカル分析の設定画面
SBIFXトレードのiPhone(iPadで使用)アプリは、ローソク足と平均足の2種類が利用可能です
また、トレンド系の指標は、SMA、EMA、WMA、一目均衡表、ボリンジャーバンド、エンベロープ、パラボリック、フィボナッチの全部で8種類あります。
そして、オシレーター系指標は、DMI、MAER、MACD、サイコロジカル、RSI、RCI、ストキャスティクス、ストキャスティクススロー、強弱レシオ、モメンタム、ROC、オシレーター、CCIと全部で13種類もあります。
合計すると、実に21種類ものテクニカル分析指標がiPad上(iPhoneアプリ利用)で使用出来ます。
また、自動でトレンドラインを引いてくれる設定もあるので、重宝する人はすると思います。
通常取引画面はハッキリしていて見やすい
通常取引画面より、スピード発注の方が多くなるとは思いますが、この通常発注画面で、「許容スリッページ」や決済同時注文の設定などをするので、この画面は時々見に来る事となります。
赤と青の色合いが見やすいかなと思います。
誤発注などもなさそうです。
真ん中にスプレッドを表示してくれるのはコスト意識を持てて良いですね。
照会画面からクイック入金など対応可能!
SBIFXトレードはクイック入金に対応しているFX会社ですが、この照会画面からクイック入金を利用する事が可能です。
ブラウザが起動して、入金する形になります。
ニュースは基本的なものはカバー
SBIFXトレードのニュース情報は必要なものは大体流れてくる感じです。
ただ、充実しているとは言いがたいですが、ロイターやブルームバーグをチェックしていればさほど気にならないかもしれません。
また、ターゲット設定をすることで、指定の為替レートになった際にアラートを通知する事が出来ます。
この機能はどこのFX業者のiPadアプリでもほぼ装備されているので、特段メリットもありませんね。
経済指標はブラウザを立ち上げ、SBIFXトレードのHPへ見に行く形
経済指標はSBIFXトレードの公式ホームページに見に行き、チェックする形です。
GMO外貨など他のFX会社がアプリ内で経済指標は確認出来ているので、是非この点は改善して頂きたいですね。
デメリットと言えるでしょう。
ブラウザが立ち上がって、PC版サイトを見るのは面倒に感じます。
SBIFXトレードのiPadでの取引まとめ!
冒頭でもお伝えした通り、SBIFXトレードではiPad専用アプリがありません。
御覧頂いた通り、iPhoneアプリを利用する事は出来ますが、公式ホームページには、推奨環境外との記載もあります。
ですので、FX取引のみならず、アプリの利用も自己責任といった感じですね。
こういう状況なので、iPad中心に取引したい方は、わざわざSBIFXトレードを選ばなくても良いのかな?と感じました。
スペックがそこそこ高く、iPad専用アプリが用意されているGMO外貨や、スペックが高く、iPhoneアプリなのにiPad用でもすごく使いやすいGMOクリック証券を選択するのが僕なりにおすすめだと思いました。
FX業者名 | iPad専用アプリ有無 | テクニカル分析指標 | 描画ツール | 米ドル円 スプレッド | 取引単位 | |
YJFX! | ◎ | 11種類 | 5種類 | 0.2銭 | 1000通貨 | |
ヒロセ通商 | ◎ | 19種類 | 7種類 | 0.2銭 | 1000通貨 | |
外為どっとコム | ◎ | 16種類 | - | 0.2銭 | 1000通貨 | |
GMOクリック証券 | ○ iPhone兼用 | 12種類 | 11種類 | 0.2銭 | 1万通貨 | |
セントラル短資FX | ◎ | 13種類 | - | 0.2銭 | 1000通貨 | |
DMMFX | ○ iPhone兼用 | 11種類 | - | 0.2銭 | 1万通貨 | |
外為オンライン | ◎ | 12種類 | - | 1.0銭 | 1000通貨 | |
SBIFXトレード | ○ iPhone兼用 | 13種類 | 5種類 | 0.17銭 | 1通貨 | |
※スプレッドは、各社原則固定、例外あり ※2021年8月13日現在 ※期間限定スプレッド縮小キャンペーンは考慮していません |
参考:iPad対応アプリでFX会社を比較してみた!使いやすい&低コストでおすすめは!?
場合によっては、iPad以外の項目でも他のFX会社と比較検討して頂くのも良いと思います。
現状ではiPadでSBIFXトレードをおすすめする事は難しいな~というのを結論に終わりたいと思います!