ユーロ円は米ドル円と比較すると、1日の値動きが大きい時が多く、米ドル円の値動きに物足りなさを感じる時等はデイトレに適した通貨ペアです。
米ドル円とユーロドルの値動きに影響されるので、その2つの通貨ペアが上下逆の動きをしている時は値動きが少なくなる傾向があります。
現在のユーロは政策金利が0.10%と非常に低く、スワップポイント目的の運用は向いていませんが、それでも値動きの大きさからスイングトレード、長期投資でもOKな通貨ペアです。
それではまずはスプレッドやスワップポイント等各FX業者のスペック比較表をご覧ください。
ユーロ円の比較表 | スプレッド | スワップポイント | 取引単位 |
DMMFX ※原則固定例外あり | 0.5銭 | -13円 | 1万通貨単位 |
外為ジャパン ※原則固定例外あり | 0.5銭 | -13円 | 1000通貨単位 |
GMOクリック証券 ※原則固定例外あり | 0.5銭 | -13円 | 1万通貨単位 |
YJFX! ※AM9時~AM3時まで原則固定例外あり | 0.5銭 | -25円 | 1000通貨単位 |
LINE FX ※AM9時~AM3時まで原則固定例外あり | 0.5銭 | -18円 | 1000通貨単位 |
外為どっとコム ※午前9時~翌午前3時 原則固定例外あり | 0.5銭→ 0.4銭 | -30円 | 1000通貨単位 |
LIGHTFX ※AM8時~AM5時まで原則固定例外あり | 0.4銭 | -3円 | 1000通貨単位 |
みんなのFX ※AM8時~AM5時まで原則固定例外あり | 0.4銭 | -3円 | 1000通貨単位 |
セントラル短資FX ※AM8時~AM3時まで原則固定例外あり | 0.4銭 | -8円 | 1000通貨単位 |
※スプレッドは2021年8月13日現在 | |||
※スワップポイントは2021年1月12日時点の1万通貨あたりの数値。また、各国の金利情勢により、日々変動致します。受取額の減少・支払いへと転ずる可能性があります。 | |||
※下記業者はスプレッド縮小キャンペーン中! | |||
※外為どっとコムは2021年8月2日(月)午前9時~2021年9月4日(土)午前3時まで 提示時間帯:午前9時~翌午前3時 |
スプレッドの狭さは0.6銭かどうかがポイント!
ユーロ円のスプレッドの項目を見ていくと、最安値が0.6銭となっています。
1.0銭を超える水準だと「高いな・・・」と感じるレベルです。
0.6銭に該当する候補となるFX業者は、GMOクリック証券、DMMFX、外為ジャパンの3社です。
ユーロ円のスワップポイントは比較してもほぼ意味なし!
ユーロドルにも言える事ですが、ユーロの政策金利が現在は0.10%と非常に低いです。
(米ドルの金利も0.25%と低金利)
そして、日本もご存知の通り、低金利(2015年8月時点で0.10%)なのでスワップポイント目的の運用は出来ない通貨ペアです。
むしろ、0.10%同士なので、スワップポイントには、若干のFX業者の利益(取り分)も含まれている事から、マイナススワップになるFX業者もあるくらいです。
先ほどスプレッドの比較で勝ち抜いたGMOクリック証券とDMMFXと外為ジャパンの3社をスワップポイントで比較してみると、GMOクリック証券がマイナススワップなので、候補から外れます。
残ったのはDMMFXと外為ジャパンになります。
DMMFXと外為ジャパンの違いは?
この2社の違いは「最低取引通貨単位の違い」「人気度」だと僕は思います。
もう1度ユーロ円の各FX業者の比較表をご覧ください。
ユーロ円の比較表 | スプレッド | スワップポイント | 取引単位 |
DMMFX ※原則固定例外あり | 0.5銭 | -13円 | 1万通貨単位 |
外為ジャパン ※原則固定例外あり | 0.5銭 | -13円 | 1000通貨単位 |
GMOクリック証券 ※原則固定例外あり | 0.5銭 | -13円 | 1万通貨単位 |
YJFX! ※AM9時~AM3時まで原則固定例外あり | 0.5銭 | -25円 | 1000通貨単位 |
LINE FX ※AM9時~AM3時まで原則固定例外あり | 0.5銭 | -18円 | 1000通貨単位 |
外為どっとコム ※午前9時~翌午前3時 原則固定例外あり | 0.5銭→ 0.4銭 | -30円 | 1000通貨単位 |
LIGHTFX ※AM8時~AM5時まで原則固定例外あり | 0.4銭 | -3円 | 1000通貨単位 |
みんなのFX ※AM8時~AM5時まで原則固定例外あり | 0.4銭 | -3円 | 1000通貨単位 |
セントラル短資FX ※AM8時~AM3時まで原則固定例外あり | 0.4銭 | -8円 | 1000通貨単位 |
※スプレッドは2021年8月13日現在 | |||
※スワップポイントは2021年1月12日時点の1万通貨あたりの数値。また、各国の金利情勢により、日々変動致します。受取額の減少・支払いへと転ずる可能性があります。 | |||
※下記業者はスプレッド縮小キャンペーン中! | |||
※外為どっとコムは2021年8月2日(月)午前9時~2021年9月4日(土)午前3時まで 提示時間帯:午前9時~翌午前3時 |
取引通貨単位が1万通貨なのか?1000通貨なのか?に違いがあります。
また、DMMFXは2015年の第一四半期のFX取引高が世界で1位になるくらいの人気FX業者です。
(DMMFXとGMOクリック証券がFX業者で人気ナンバー1、ナンバー2を争っています)
⇒DMMFXの評判をチェック!
⇒GMOクリック証券の評判をチェック!
外為ジャパンの親会社はDMMFXである
DMMFXと外為ジャパンのスペックが似ているのは、DMMFXが外為ジャパンを買収した事が強く影響していると言えます。
元々全く関係性はありませんでしたが、現在は「外為ジャパン」のブランドで営業はしているものの、親会社はDMMFXです。
そして、買収後は、スマホアプリの取引ツールなど「本当そっくりだな~~!」と感じる水準です。
1000通貨単位=少額から出来るなので、FXをやる軍資金が5万円~10万円等少額であるならば、外為ジャパンが最もユーロ円を取引するのにおすすめのFX業者となります。
(極端な例で言えば、投資資金1万円でお試しでユーロ円の取引をしたいなら外為ジャパン)
⇒外為ジャパン公式サイトはこちら
もうちょっと余裕ある金額、10万円以上~、50万、100万円・・・・というレベルならDMMFXがユーロ円の取引に1番おすすめなFX業者です。
⇒DMMFX公式サイトはこちら
人それぞれ環境の違いは当然あります。
「自分はどっちに当てはまるか?」を基準にFX業者の選択をすると良いです。
ユーロ円の値動きの特徴は?
ユーロ円の値動きは、冒頭でも触れたように、米ドル円とユーロドルの値動きに左右されます。
この3つは、三角関係にあるのです。
・米ドル円×ユーロドル=ユーロ円
この計算式が成り立ちます。
実際の為替レートで見てみましょう。
※DMMFXの2015年9月4日(金)の終値で計算しています。
米ドル円が118.996、ユーロドルが1.11512、ユーロ円が132.700です。
118.996×1.11512=132.6948・・・・となり、四捨五入すると132.700になります。
ユーロ円の値動きが激しいケース~米ドル円が動く!~
上記でご紹介した例に値動きがあったと仮定して見て行きましょう。
1つ目は、米ドル円が100pips等上下どちらかに動き、ユーロドルが動きがあまりない場合です。
例:118.996⇒118.000まで下がった場合
118.000×1.11512=131.584・・・・
ユーロドルの為替レートがそのままであったとしても、ユーロ円が先ほどの為替レートより、110pips程下がりましたね。
例2:例:118.996⇒120.000まで上がった場合
120.000×1.11512=133.8144・・・・
こちらもユーロドルがそのままだとしても、ユーロ円が先ほどの132.700より110pips程上がりました。
ユーロ円の値動きが激しいケース~ユーロドルが動く!~
2つ目は、反対に米ドル円に動きがほぼなく、ユーロドルが上下どちらかに激しくトレンドが出ている場合です。
例:1.11512⇒1.10500まで下がった場合
118.996×1.10500=131.49058・・・・
先ほどの132.70から、120pips程下がっています。
例2:1.11512⇒1.12500まで上がった場合
118.996×1.12500=133.8705・・・・
反対にユーロドルが約100pips上がると、約120pips上昇します。
ユーロ円の値動きがほとんどないケース~相殺される!~
相場が動いていない時は当然として、米ドル円、ユーロドルそれぞれが激しく動いていても、ほとんどユーロ円の値動きがないケースもあります。
それぞれが上下別に同じくらい動くと相殺されてしまうのです。
例:米ドル円が118.996⇒118.000まで下がり、ユーロドルが1.11512⇒1.12500まで上がった場合
118.000×1.12500=132.75
最初に書いた下記レートから5pipsしかユーロ円は変動していませんね。
※DMMFXの2015年9月4日(金)の終値で計算しています。
※米ドル円が118.996、ユーロドルが1.11512、ユーロ円が132.700
もちろん、これとは逆に米ドルが上昇し、ユーロドルが下降した場合も同様です。
例:米ドル円が118.996⇒120.000まで上がり、ユーロドルが1.11512⇒1.10500まで下がった場合
120.000×1.10500=132.60
当初の132.70から10pipsしか下がっていません。
ユーロ円の取引をするなら、米ドル円とユーロドルを横目で見ながら!
このように、ユーロ円の為替レートは米ドルとユーロドルの2つの通貨ペアに左右されます。
ですので、取引する場合は、「ユーロ円だけを見ていれば良い!」とは言えず、「この2つの通貨ペアも見るべき!」です。
数年前の為替介入の時に日本政府が為替の動向を「注視する」と繰り返し言っていましたが、まさに注視しておくと良いと思います。
ユーロ円を取引するのにおすすめなFX業者のまとめ
という訳で、途中からユーロ円の値動きについての解説になりましたが、ユーロ円を取引するのにおすすめなFX業者はDMMFXと外為ジャパンです。
ユーロ円のスプレッドが狭く、スワップポイントが比較すると高いメリットがあります。
そして、この2つのFX業者の大きな違いは、「最低取引通貨単位の違い」「人気度」です。
FX取引に用意できるお金が5万円~10万円くらいなら外為ジャパンが最もユーロ円を取引するのにおすすめのFX業者となります。
(1000通貨単位なので、最低6000円程度あればユーロ円の取引を開始出来るのが外為ジャパン)
⇒外為ジャパン公式サイトはこちら
10万円以上のお金でFXが出来るなら、DMMFXがユーロ円の取引に1番おすすめなFX業者です。
⇒DMMFX公式サイトはこちら
「自分はどっちに当てはまるか?」判断して頂き、最も自分に合うFX業者で取引をして頂くと良いと思います。
(ちなみにDMMFXは現在当サイトとタイアップをしており、口座開設に付随するキャッシュバックキャンペーン金額が増額されるちょっとしたメリットもプラスされます)
是非この機会に口座開設をしてみてください。
※下記公式サイトにて更に詳しい情報があります