インヴァスト証券のトライオートFXでは、自動売買注文とマニュアル注文が準備されています。
マニュアル注文は裁量取引の事です。
そして、自動売買注文には、「自動売買セレクト」と「ビルダー機能」の2種類あります。
選ぶだけのセレクトと、自分で作れるビルダー。
この違いや比較を今回は書いていきます!
トライオートFXの自動売買では2つの取引方法がある
自動売買セレクトで選択するだけの方法
既に作られた売買プログラムを「選ぶだけ」のトレード方法です。
1番簡単です。
売買ロジックの特徴によって、コアレンジャー、ハーフ、スワップーの3つに分類されます。
コアレンジャーとは?
レンジを2つに分けて、中心となるコアレンジで細かく売買していく手法です。
サブレンジでは利幅が大きくなります。
ハーフとは?
想定しているレンジ幅の上半分では売り注文、下半分では買い注文だけの取引をするスタイルです。
スワッパーとは?
トルコリラ円などの高金利通貨ペアに向いている手法で、利確幅よりもカウンターの値を大きくして買い下がりの取引スタイルになります。
スワップポイントを稼ぎつつ、短期的な反発では利確する手法です。
※トライオートFXはトルコリラ円のスワップポイントが高いです
ビルダー機能で自分でロジックを作る方法
トライオートFXの自動売買システムでは、「ビルダー」という自分で売買プログラムを作れてしまう機能があります。
売買プログラムの作成をして、バックテストをする事も可能です。
マルチカスタムとは?
マルチカスタムとは、設定が異なる売買プログラムを複数本同時に作成し、稼働させる機能になります。
スワッパーのように、「レンジの上半分では売り、下半分では買い」というようなロジックが作れます。
シングルカスタムとは?
自動売買プログラムを1つずつ作成する機能です。
100本までの自動売買注文を稼働させることが出来るので、より細かい設定・考え方を反映させる事が可能です。
売買ロジックが出来たらバックテストでシミュレーションをする
マルチカスタムにしても、シングルカスタムにしても、自分で売買プログラムを作ったら、過去の為替チャートでバックテストが出来ます。
収益が出るかどうか確認してみましょう。
確認→修正の繰り返しは何度か必要かと思います。
レンジ幅や本数、利確幅、カウンター値、損切り、フォロー幅・・・などいじれる箇所はたくさんあるので、全然違う損益結果になったりもします。
色々試してみましょう!
リピート系注文では含み損に耐えるのが当たり前?
トライオートFXのようなリピート系注文を使うと、細かく利食いを繰り返していきます。
ズラーっと小さくポジションを並べて発注していき、ちょっと上で利食いするようなイメージです。
ですので、何本も新規注文が入らないと大きな利益にはなりにくいです。
つまり、最初の方に取ったポジションは含み損になるのは特に気にする事ではなく、3本目、4本目・・・と複数の買い注文が入った上で、相場が反転して上昇していくと、それらの含み損状態だったリピート注文が一気に利食いのターンに入ってくれます。
これは裁量取引の塩漬けとはちょっと意味合いが異なるので、複数回でやっと1つのポジションを作るというイメージです。
裁量取引もトライオートFXでは可能!
トライオートFXでは、「マニュアル注文」と呼ばれている裁量取引も可能です。
「普通のFX取引」ですね。
スプレッド水準は、米ドル円0.3銭(原則固定、例外あり)と業界トップクラスの0.2銭にわずかに及びませんが、結構良い取引条件です。
スキャルピングなど取引回数が多くない限りは特に気になる価格帯でもありません。
※そして、トルコリラ円のスプレッド1.6銭(原則固定、例外あり)は業界トップクラスです!
米ドル円 USDJPY | ユーロ円 EURJPY | ポンド円 GBPJPY | 豪ドル円 AUDJPY |
0.3銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.6銭 |
NZドル円 NZDJPY | ユーロドル EURUSD | ポンド米ドル GBPUSD | 豪ドル米ドル AUDUSD |
1.7銭 | 0.3pips | 1.4pips | 1.4pips |
南アランド円 ZARJPY | トルコリラ円 TRYJPY | メキシコペソ円 MXNJPY | 人民元円 CNHJPY |
1.8銭 | 1.5銭 | - | - |
※AM9時~翌AM5時まで原則固定例外あり ※2021年1月20日時点 |
トルコリラ円では、スワップ運用でも、スワップ運用×自動売買の組み合わせでも使えます。
→トルコリラ円のスワップポイントの高さを比較【おすすめのFX会社は?】
自動売買セレクトの始め方
トライオートFXのスマホアプリで、「自動売買」のメニューをタップして、カートに入れればOKです。
トルコリラ円のスワッパーを選んだ場合はこんな感じ。
※スワッパーは高金利通貨向きです
実現損益が緑、評価損益(含み損)が赤で表示されていて目立っていますね。
その2つを合体させたものが、青い線で、これが現時点で約30%の収益になっていますよ、という状況です。
基本的には青い線を見れば良いと思います。
※推奨証拠金474,405円
※期間損益+146,311
また、注文設定の確認では、細かく買い下がりの買い注文が入っていることが分かります。
損切りはしないスタイルで、利確幅が20、カウンター値が-30pipsに設定されています。
発注数量は1000通貨で、買いオンリーの売買プログラムです。
これは自動売買セレクトで「選ぶだけ」の方法なのでビルダー機能で自分なりの売買ロジックを作って設定する事も可能ですよ!
MT4などで自動売買するよりも、全然簡単に出来ちゃうのでおすすめです!
推奨証拠金についての考え方
自動売買セレクトには推奨証拠金が目立つように書かれています。
実際には、この金額よりも少ない口座資金で売買プログラムを動かすことは出来ます。
※必要証拠金とは違うので
ただし、リピート系注文の買い下がりのロジックなどで、含み損を耐える期間が絶対にあります。
その時に、口座資金が足りていないと、ロスカットのリスク・可能性が上がるので、ある程度余裕を持った金額を入れておいた方が良いです。
推奨証拠金の算出方法
(必要証拠金※1×取引数量×本数※2)+(2018年1月からの期間最大評価損の1/2)
※1 必要証拠金は、レバレッジ25倍の必要証拠金額を基準にしています。
※2 買い注文と売り注文を比較し、多いほうの本数だけカウントします。
自動売買は開始タイミングを選ぼう!【開始&ストップは任意】
自動売買は一度スタートさせてしまえば、そのロジックに従って自動でずっと売買が続きます。
その為、自分の意思で操作出来るのは、スタートさせる時と止める時です。
同じ売買ロジックを使ったとしても、相場状況によって、損益は全く変わります。
上昇相場だったら利益が出るプログラムも、レンジや下降相場では損失を出してしまう可能性が高いです。
ですので、相場観を鍛えて、世界情勢などからある程度長期的な値動きを予想させる事も大切です。
その上で、「こういう風にトレードしたい!」という考え方を反映した売買セレクトのプログラムを選んだり、ビルダー機能で自分で作成するのがおすすめです。
とにかく、トライオートFXは実際にいじってみると楽しいし、色々な売買手法があるんだなと勉強になります。
ぱっと見で「ユーロ/豪ドル」「豪ドル/NZドル」などの自分が今まで全然取引したことのない通貨ペアが収益ランキング上位にいるのは、「ちょっと選びにくいな〜」とは思いましたが、「コアレンジャー_米ドル円」なんかも期間収益100%近くあったりしたので、僕ももっと色々いじっていこうと思いました。
自動売買に興味がある方は低コストで出来るトライオートFX(インヴァスト証券)を是非お試し下さい!