FXのiPhoneアプリはアップデートが頻繁にあるので、2021年現在の最新のオススメアプリを選び直しました。
使用するFXアプリによって、チャートを4分割に出来なかったり、テクニカル分析指標や描画ツールの種類が少なかったりするので、自分に必要な機能・使いたい機能があるFX口座を選ぶ事が大切です。
FXの初心者の方であれば、まずは「使いやすい事(自分が使いやすそうに見えるアプリ)」と「スピード注文機能がある事(ワンタップでFX取引が出来る機能)」にこだわると良いです。
例えば、「テクニカル分析指標が最も多いFXアプリ」を選んだ所で、あまりニッチな(珍しい)チャート分析ツールは使わない可能性が高いです。
そして、「基本的なチャート分析ツール(例えば移動平均線など)」はどのFXアプリにも搭載されているので、その部分を比較した所で差は出ません。
ですので、FXの初心者は「使いやすさ+スピード注文機能重視」、経験を積んだトレーダーは「自分のこだわりで選ぶ事」をオススメします。
スピード注文機能ありでオススメはGMO外貨のiPhoneアプリ
GMO外貨のiPhoneアプリ「外貨ex」は、ワンタップで発注可能なスピード注文機能はもちろん、総合的に考えても非常にスペックの高いFXアプリになっています。
4画面チャート、トレンドラインやフィボナッチリトレースメントなどの描画ツール、15種類のテクニカル分析指標とレベルが高いです。
1000通貨単位にも対応しており、GMOインターネットグループのFX会社なので大手の安心感、キャッシュバックが貰えるキャンペーンなど、「使える」FX口座です。
4分割チャート重視ならGMOクリック証券のiPhoneアプリ
GMOクリック証券のiPhoneアプリ「FXneo」は4分割チャートとスピード注文機能が使えます。
そして、このGMOクリック証券の大きなメリットは「チャートを4パターン保存出来る点」です。
4分割チャートが表示出来て、更に4パターンまで記憶させておけるので便利ですよ。
それ以外では、12種類のテクニカル分析指標に、フィボナッチリトレースメントなどの11種類の描画ツール、ウィジェット機能も使えるなど充実した内容のFX口座になっています。
先程のGMO外貨との大きな違いは、GMOクリック証券は1万通貨だという点です。
プッシュ通知が便利なのはLINE FXのiPhoneアプリ
LINE FXは、誰もが使っているLINEアプリとの連携が優れています。
プッシュ通知機能により、「経済指標の発表(重要度によってフィルタ可能)」や「相場の急変動」を通知させる事が可能なので、為替レートがよく動いている時だけデイトレードするといった事もやりやすいアプリです。(ポジション調整など、リスク管理もしやすい)
また、後発参入だからこそ他社アプリの良い点を取り入れている気がします。
少額取引可能な1000通貨単位に対応しており、4画面チャートとスピード注文機能搭載のFXアプリになるので、初心者ユーザーにも使いやすいFX口座になっています。
テクニカル分析の種類が多いiPhoneアプリは外為どっとコム
外為どっとコムのiPhoneアプリ「外貨ネクストネオ」は、テクニカル分析指標が16種類と非常に充実しています。
スピード注文機能にも対応しており、また、スプレッドが狭く、1000通貨単位のFX会社、売買比率が見れるFX会社でもあります。
アプリ自体は他社よりも見にくいと僕は思いますが、この辺は「慣れれば問題ない」とも考えられるので、スペックが高いFX口座を探している方にオススメです。
描画ツールが充実してるiPhoneアプリはDMMFX
DMMFXのiPhoneアプリはトレンドラインやフィボナッチリトレースメント、フィボナッチファンなどの描画ツールが充実しています。
また、スピード注文機能、4分割チャート、11種類のテクニカル分析指標と総合的に見てもオススメのFX口座の1つです。
アプリのテーマカラー(背景)も黒と白の切り替えが可能です。
1000通貨単位で少額取引可能なLIGHTFXのiPhoneアプリ
LIGHTFXのiPhoneアプリはシンプルに作られているので、使う人を選ぶと思います。
スピード注文機能はありますが、4分割チャートはない、テクニカル分析指標は8種類など、他社と比較すると若干のパワー不足を感じます。
ただし、高金利通貨ペアのスワップポイントが高い事、1000通貨単位対応、スプレッドも狭い、売買比率も見れる点はメリットなので、この機能で充分足りるという人にはベストなFX口座だと思います。
iPhoneアプリでFX取引する3つのメリット
24時間どこでも取引可能で、リスク管理にもなる
常に持ち歩いているiPhone(スマホ)を使えば、いつどんな時でもFX取引が可能です。
為替相場はいつ動くか分からないですし、日本が夜の時間帯にアメリカでは昼間だったりするので、24時間いつでも為替レートが急変動する可能性があります。
土日以外は為替相場は動いているので、自宅のPCやノートパソコンよりも機動性が高く、すぐにアプリを開けるiPhoneでトレードをするメリットは大きいです。
昔はiPhoneのFXアプリも貧弱でしたが、iPhoneの高い人気により、各FX会社もどんどんアップデートして取引機能もどんどん充実してきました。
iPhone自体の性能がアップしたのもスムーズな操作性に一役買っていますね。
プッシュ通知でトレードチャンスを逃さない
iPhoneのプッシュ通知を使えば、「経済指標」や「相場の急変動」をお知らせしてくれます。
もちろんそういう機能がついているFX口座を選ぶ必要はありますが、このプッシュ通知を上手に活用すれば相場に張り付いている必要はなく、より効率的にトレードの機会を得られます。
また、重要な経済指標などの発表直前に通知させれば今現在保有しているポジションのリスク管理もしやすいメリットがあります。
パソコンよりもiPhoneアプリは「使いやすい」
各FX会社の取引ツールで、例えばテクニカル分析指標はiPhoneのFXアプリよりもパソコン用のチャートツールの方が種類が豊富です。
しかし、「使いやすさ」の面では、iPhoneアプリの方が格段に上だと思います。
ワンタップで発注可能なスピード注文機能をはじめ、テクニカル分析指標の変更・設定自体もiPhoneアプリの方が早く出来ますし、操作性が分かりやすいです。
「取引に集中する」意味でも「ツールが使いやすい事」はとても大事な事なので、FXの初心者だけでなくあらゆるトレーダーにFXのiPhoneアプリはオススメです。
iPhoneアプリ重視のFX口座の選び方|まとめ
スピード注文機能や4分割チャート、テクニカル分析指標の種類、1000通貨(少額取引)対応など総合的に見ると、GMO外貨のiPhoneアプリ「外貨ex」をオススメしたいです。
GMOクリック証券のiPhoneアプリ「FXneo」やDMMFXのiPhoneアプリも使いやすいですが、この2社は1万通貨単位な点がデメリットかなと。(描画ツール重視ならこの2社は良いです)
LINE FXのiPhoneアプリも1000通貨単位のFX口座で、LINEアプリへのプッシュ通知により相場が動きそうなタイミングをチェックしやすいiPhoneアプリになっている点でオススメです。
また、LINE FXは高金利通貨ペアが充実していて、スワップポイントも高いので、スワップ運用をしたい人にも合うFX口座になっています。