まずは損切り幅のポイントの前にちょっとデイトレの歴史?(笑)を振り返ってみたいと思います。
デイトレーダーって言葉が聞かれ始めたのは2003年、2004年あたりだったでしょうか?
デイトレって言葉は最初はFXではなくて、株でしたね。
ネット証券が出てきて、どんどん売買手数料が安くなって、PC1台あれば自宅で株取引出来ますよと。
そして、手数料が安いのであれば、1日の間に買ったり、売ったり出来ると。
株のデイトレが流行ったピークはライブドアショックがあった2006年くらいだったかなぁ。
その前年の2005年も雑誌やブログなどでデイトレーダーが人気出てて、話題になってた気がします。
そして、ライブドアショックやリーマンショックなどが重なり、株取引自体アクティブにやる人が減りました。
ただ、そのままもう投資はやらないって訳ではなくて、その人たちがそのままFXに行ったイメージがあります。
下げてる相場でもFXならショートで儲けるチャンスがありますよ!ってのが人気に火がついたきっかけなのかな。
株でも信用取引で同じような取引は出来ますけどね。
FXでもデイトレが流行ったのはやはり手数料が下がってから
現在ドル円のスプレッドは0.3銭、0.4銭というのが当たり前ですよね。
でも、FXを最近始めた方は信じられないと思いますが、当初は2.0銭とか普通にありましたよ。
そして、別途取引手数料も取られるという笑えない環境でしたw
また、今は亡き胡散臭いFX業者もたくさんありました。
でも、株の取引と同様、FXをする人たちが増えるにあたってどんどんスプレッドが狭くなっていったんですよね。
当然のように取引手数料はゼロになりましたし。
そして、手数料が安くなればデイトレーダーがガンガン出てくる訳です。
頻繁に取引をしてもコストの負担が少ないですからね。
ちりつもで利益を狙えに行けます。
デイトレやる時って損切り幅はどれくらいに設定する?
スキャルピングの損切り幅の記事を書いた時と同様にFXトレーダー仲間数人に聞いてみたところ、大きく2つに別れました。
1.マイナス50pp派
2.利益額の半分~3分の1派
損切り幅はマイナス50ppの人は2人
2人の内訳は、1人はかれこれ4年くらい続けて勝ってるすごいFXトレーダーでもう1人は始めてから2年くらいの中堅トレーダーです。
彼らは損切り幅はマイナス50ppで固定していました。
損切りはマイナス50ppとして、利確幅はどれくらい?と聞いたらその時その時によると。
激しい日であれば100p取れるし、利益は出たけどイマイチな時は10ppで利確する時もあるようです。
そして、当然ですが、負ける時は全て50ppと言ってました。
損切り幅は利益額の半分~3分の1の人は3人
3人と上の方法と比較して1人だけ多かったですが、まぁ誤差みたいなもんですね。
半々って感じです。
こちらの方法はFXで4000万くらい稼いでるトレーダーさんと兼業で年間60万くらい稼いでるトレーダー、1年目の初心者トレーダーの3人です。
デイトレで4000万ってすごいですよね~。
長期投資だったらたまたまアベノミクスに乗れちゃった(てへ☆)みたいな感じもありますが、デイトレで積み重ねるのって間違いなくちゃんとしたロジックがある訳ですからね。
それで、その人が言うには経験によって勝率は上げられると。
そして、勝率が上げられれば、利益幅>損切り幅のトレードをルールを守ってひたすら繰り返すのみと言ってました。
確かにな~と思いました。
が、1つ難しいのは、利益幅=損切り幅であればちょっと頑張れば勝率上がりそうですが、
利益幅>損切り幅の状態で勝率を上げないといけない訳ですからね。
エントリーポイントと相場観が大事になってくるかなと思います。
で、基本的には損切り30pp、利確90ppの1:3のようです。
そして、その時の相場環境によって、1:2くらいに狭める時もあり、また、損切り幅が30ppではなく、45ppなどと広げる時もあるそうです。
当然その場合は利確幅も広がります。
1:2を切ってしまうような時はそもそもエントリーしないとも言ってました。
比率を守るってのがマイルールになってるようですね。
と、損切り幅について客観的に話をしてきましたが・・
管理人もFX歴6年くらいになりますが、僕の方法もちょっとお伝えすると・・
2つお伝えした方法の後者とほぼ一緒です。
利確幅を基準に損切り幅は決めます。
というか、上でお伝えしたFXトレーダーさんは僕の師匠みたいな方なので、やり方を教えてもらって真似した感じなので一緒なんです(笑)
今回はデイトレの損切りについてのお話でした!
相変わらずスプレッドはGMOクリック証券とDMMFXが激しい競争してますね。
両方口座開いてお金入れてますけど、最近はDMMFXで取引する事が多いです~。