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アメリカ雇用統計の日は為替市場が激しく動く!ノーポジもあり

FXを始めた時に経済指標?なにそれ?って感じだったのを懐かしく思いますが、その経済指標の中で1番重要なのがこのアメリカの雇用統計です。
雇用=働いている人のデータになりますが、失業率や新規雇用者数などが毎月第一金曜日に発表されます。
4月から10月のいわゆる夏時間の場合は21時30分に発表され、冬時間の11月から3月までは22時30分です。

既にFXをバリバリやっている方はご存知だと思いますが、発表後、数分のうちに1円(100pp)動く事はザラにあります。
とにかく激しい。
2円動く事もありますし、多くの場合は値が飛びます。

つまり、21時29分50秒の時点で1ドル120.50だったのが、21時30分15秒の時点で119.70とかにワープしちゃう訳です。
そして、どのFX会社もスプレッドが拡大します。
通常0.3銭だったのが、雇用統計前後の数分は3.0銭、4.0銭・・・10銭・・・などなど広がるんですね。
また、そんな広がったスプレッドでさえも、約定しなかったりします。
(数分でスプレッドの広がり、約定力の悪さは治りますけどね)

とにかく荒れに荒れるって事は認識しておいて下さい。

そんなに雇用統計って大切なの?

日本でも失業率が悪いとどうやって改善していくか?と様々な政策が実行されます。
アベノミクスで大胆な金融緩和策をして市場にお金を多く供給したりですね。
つまり、雇用状況が悪いとそれが金融政策に大きな影響を与え、場合によっては金利を高くしたり、低くしたりもします。
金利が変われば当然通貨の力関係が変わってきますので、為替相場は動きますよね。

そして、雇用統計が発表されたあとの数分でレートが1円動いたり、2円動いたりするのは、色々な立場の人が憶測を立てて大胆に動くからです。
もちろん、雇用が改善された時も同様です。

ですので、デイトレードやスキャルピングのみであれば雇用統計後の動きだけを見てトレードして良いと思いますが、ある程度長期投資をするのであれば、雇用統計をはじめとした最新の経済指標から今後金利がどう動くか、金融政策はどうなるかなど考えるのもとても良いことだと思います。

雇用統計の予想は誰がしているの?

FX業者の口座を開設し、ログインすれば経済指標のデータが見れます。
そこには、経済指標が発表する前にも既に「予想の数値」が出ています。
そして、発表後の数値も順次追記されていきます。

この予想のデータというのは、様々な金融関係をはじめとした専門家が何人も(何社も)算出し、その平均値(中央値)を取っています。
でも、実際にこの予想の数値とかけ離れた数値が発表されるのも結構頻繁にあります。
そして、その時には為替レートは大きく動きます。

なぜ専門家なのに予想を大きく外す事も頻繁にあるんだろう・・ってピュアなFX青年だった時代の管理人は考えた事がありました。笑
でも、それぞれが独自に雇用に関するデータを集めて来て予測を立てる、そして、その平均値だったりするので、まぁバラつきますよね。
予想はあくまでも予想にすぎないって事です。

ちなみに、ある程度FXの経験を積んでくると、今回の予想値って甘くない?って勘が働いたりするので、思い切って賭けに出るポジションを取ることも僕はありますよ。

FXの初心者なら雇用統計時はノーポジがおすすめ

まだ為替相場の事をよくわかっていない方であれば毎月第一金曜日にあるこの雇用統計の前にポジションを解消しておくことを管理人はおすすめします。

というのも、例えその時にデイトレ-ドをして儲かったとしても、それは「たまたま」「偶然」だからです。
そして、そんなトレードをしてても資産は増えていきません。
しっかりと根拠を持って、自分のトレードノウハウ、理論を持ってトレードをし、経験値を積んで行くと良いですよ。

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