5月というと4月末からのゴールデンウィークがありますね。
といってもこれは日本だけの事で、海外の人にとってはいつもどおりの時間が流れています。
日本の市場はお休みでも海外市場は開いている訳です。
そして、ゴールデンウィークは円高になりやすい、また、相場の格言で「セルインメイ」という言葉があります。
この言葉、ご存知でしたか??
セルインメイとは?
これはアメリカのダウ平均などは5月に天井をつけるから5月には売ったほうが良いよって意味なんです。
なぜ5月に天井?と思って調べてみたら、ヘッジファンドが影響しているみたいですね。
ヘッジファンドの決算が5月~6月に集中しているからです。
決算期末を前に利益確定の売りを出していると推測出来そうです。
為替のニュースなどを日々チェックしていると輸出入企業関連の買いや売りって言葉が出てきますが、こういった実需の資金量と比較すると、ヘッジファンドなどの投機マネーは数十倍とも言われています。
だからこそ、彼らの動きによって為替相場は大きく動きます。
なかなかヘッジファンドの動きのニュースは入って来なかったり、入ってきたときには時既に遅し・・・みたいなケースも多いですが、決算などそういった揺るぎない所から動きを推測するのは効果的ですよ。
そして!ゴールデンウィークは円高になるって本当!?
FXトレーダー仲間で話をすると、ゴールデンウィーク(GW)は円高来るかな?って話題に上がったりします。
それくらいある程度経験あるトレーダーだと円高になりやすいってイメージがあるんですね。
だからこそトレードしやすかったのですが、ここ最近はその傾向がないんです・・・・涙
ちなみに2008年~2011年は4年連続でゴールデンウィーク前後に結構円高に動きました。
ですが、ここ3年は強い円高傾向はなしです。
ですので、ロング(買い)ポジションを持っている場合は、1番無難なのはゴールデンウィーク前の4月下旬あたりに全て決済しておくことですかね。
で、5月下旬あたりに買い直すと。
でもまぁ、これじゃぁつまらんよ!っていう勝負師の方はショートを仕込んでドキドキ1ヶ月過ごすのがおすすめです(笑)