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ライブドアショックとは?ストップ安の連鎖が起きた!

ライブドアショックは2006年1月16日に起こりました。
もう9年も前なんですね。

当時はFXはまだやっていなくて、株のデイトレをメインにしていました。
ただ、株式市場が好調だった事もあり(日経平均も上げ上げでした)、デイトレだけでなく、持ち越して2~3週間保有するようなスイングトレードも平行してやっていました。

新年も明けて、今年も株を頑張るぞ!!という気持ちでいた所・・・

東京地検特捜部がライブドア本社に強制捜査というニュースが

証券取引法違反の容疑でライブドアや堀江貴文氏の自宅に強制捜査が入ったということで、当時の2chでは明日は寄らないかもな(ストップ安で値がつかない状態)なんて言われてました。
管理人もライブドア株は持っていなかったものの、IT関連の株はいくつか持ち越ししていたので同時にある程度は売られるかな?という認識でした。

ライブドア関連銘柄は軒並みストップ安

当時ライブドア関連の銘柄はいくつも上場していましたが、ライブドアをはじめ、ライブドアマーケティング、ライブドアオート、セシール、ターボリナックス、ダイナシティ、メディアエクスチェンジなど軒並みストップ安でした。

ただ、新興株が売られている一方で、日経平均は午前中の引け値ではプラスでした。
(結局、後場で売られマイナス462円でフィニッシュ)

株でよくありますよね。日経平均マイナス400円なんて言われてる日でも個別の銘柄だったり、新興株は対して下がってないっていう現象。
日経平均と個別株が連動する日ももちろんありますが、そうでない日もあるんですよね~。

ライブドアショックというよりマネックスショックだったような気もする

どうしてかというと、午前中の時点では新興市場はともかく、日経平均をはじめ、大型株はそこまで下がっていませんでした。
でも、終値はマイナス500円近くなりました。

これって、日中にマネックス証券がライブドア関連の株の掛目をゼロにする事が非常に影響していたはずです。
というのも、信用取引をされていた方も当時から結構いました。
まず、ライブドア関連株を100万円買って、その株を担保に他の株を買っていたりする訳です。
他の株を買えるのも担保にしているライブドア関連株に価値があってこそなんですね。

一気に担保価値ゼロになる

でも、マネックス証券で買っていた人はその担保にしている株の価値がゼロと判断されたんです。
つまり、追加で証拠金を入れるか、担保にして買っている他の株を売らなければいけないという究極の二択を迫られた訳です。
結果、多くの人がライブドアとは関係のない株も売ることになり、市場は総崩れとなりました。

そして、ライブドア株は売りが売りを呼び、連日値がつかない状態になってしまいました。
市場全体も売りの流れが加速しました。

何かの本で読みましたが、特捜部の人達もこれほどの株価暴落の連鎖は想定していなかったらしいですね。
結局、ライブドア株は4月14日に上場廃止となっています。最後の株価は94円でした。

その後、日経平均は回復し、2008年にリーマンショックが起きる事になります。

この前後あたりから下げ相場でも儲けられるなどとFXの人気が出てきたように思います。
同時にFX業者のスプレッドが狭まり、取引手数料の無料化も一般的になっていきました。

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